月と六ペンス

サマセット モーム(著) 金原 瑞人 (翻訳)

ジャンル:海外文学

続きが気になる度 ★★★★☆

あらすじ

ある夕食会で出会った、冴えない男ストリックランド。ロンドンで、仕事、家庭と何不自由ない暮らしを送っていた彼がある日、忽然と行方をくらませたという。パリで再会した彼の口から真相を聞いたとき、私は耳を疑った。四十をすぎた男が、すべてを捨てて挑んだこととは―。ある天才画家の情熱の生涯を描き、正気と狂気が混在する人間の本質に迫る、歴史的大ベストセラーの新訳。(「BOOK」データベースより)

おすすめポイント

安定な職や、家庭を持つことだけが人間の幸せではないことを考えさせられる一冊です。人の暗い部分と明るい部分を素直に書いた独特な小説です。彼の人生を辿っているだけなのに、なぜか没頭してしまう本です。有名なサマセット・モームが著者なので、海外文学に興味のある方や、少し変わった本を読んでみたいという人におすすめです!

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